総合 総合 sougou

  • 印刷
神戸市役所=神戸市中央区
拡大
神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市内の新型コロナウイルス対応病床がほぼ満床となる中、民間病院など46病院で構成する「神戸市第二次救急病院協議会」が20日、緊急臨時総会を開き、市側が民間病院での受け入れ病床の拡大について協力を呼び掛けた。市は「医療崩壊まであと一歩まで来ている」と窮状を訴え、「助けられる命を助けられない事態」を回避するため、強く理解を求めた。

 臨時総会では、市健康局が、一部医療機関で確保している160床はほぼ満床で、陽性が判明しても当日には入院できず、翌日以降でも多くが自宅待機になる状況だと説明。市消防局は、救急搬送時の病院との交渉回数が急増していることをデータで示して訴えた。

 コロナ対応の中核を担う市立医療センター中央市民病院(同市中央区)は、20日朝時点で、臨時病棟全36床と本館の感染症病床10床が、いずれも満床。同病院の有吉孝一救命救急センター長は「綱渡り状態」と話した。また、高齢者を中心に自宅待機中の患者が重症化して搬送されてくるケースも続いているという。

 既にコロナ患者を受け入れている民間病院の院長も「認知症患者などに手がかかる。現状は補助金などで黒字経営だが、院内クラスター(感染者集団)が発生すると大打撃になる」と苦悩を語った。

 同協議会の高橋玲比古(あきひこ)会長は「病院ごとに規模も専門性も違うので一律対応は難しいが、2次救急病院全体として貢献できるよう働きかけていきたい」と話した。(霍見真一郎)

【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

総合の最新
もっと見る

天気(2月28日)

  • 13℃
  • 4℃
  • 10%

  • 17℃
  • -2℃
  • 10%

  • 15℃
  • 4℃
  • 10%

  • 15℃
  • 2℃
  • 0%

お知らせ