「小寒」穏やかな朝 早咲きの梅ちらほら 須磨・綱敷天満宮
2021/01/05 12:50
真冬の境内で咲き始めた梅の花=神戸市須磨区天神町2
5日は、寒さが厳しくなる頃とされる二十四節気の「小寒」。兵庫県内の最低気温は神戸で4・2度、姫路は0・6度と、平年を少し上回る穏やかな朝となった。神戸市須磨区天神町2の綱敷天満宮では早咲きの梅が咲き始め、一足早い春の訪れを告げている。
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境内では、早咲きの「紅冬至」「雲龍梅」が昨年12月上旬から開花。2~3月に満開となるという。例年2月下旬に開く「梅花祭」は今年、感染症対策で大福や梅がゆの振る舞いは中止するが、ライトアップは行う予定。久野木慶太宮司(55)は「密を避けて参拝して」と呼び掛ける。
神戸地方気象台によると、7日から8日にかけて冬型の気圧配置が強まり、県北部では大雪になる恐れもあるという。(後藤亮平)