兵庫県内各地で今季一番の冷え込み 北部で大雪の恐れ
2021/01/08 20:25
雪が降り始めた神戸・三宮の市街地=8日午後、神戸市中央区(撮影・秋山亮太)
この冬一番の強い寒気の影響で、兵庫県内は8日、気象庁の20観測地点のうち明石、南淡(南あわじ市)を除く18地点で今季最低気温を記録した。神戸地方気象台によると、冷え込みは10日ごろまで続く見込みで、北部では大雪の恐れもあり、警戒を呼び掛けている。
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同気象台によると、県内の8日の最低気温は香美町の兎和野高原で氷点下8・7度、三田は同7・6度。三木では最高気温が氷点下0・4度までしか上がらなかった。積雪は午後4時現在、同高原で88センチ、香美町香住で22センチ、豊岡で9センチを観測し、神戸など南部でも一時雪が舞った。
9日も北部を中心に風雪への警戒が必要となる。北部は同日午後6時までの24時間予想降雪量が多い所で60センチ。南部はおおむね曇るが、雪の降る所もある見込み。予想最低気温は豊岡で氷点下4度、神戸で同2度。
神戸空港と関西空港を結ぶ高速船「神戸-関空ベイ・シャトル」は9日午後の4便を欠航する。神戸空港発は午後6時、同8時の2便。関空発は同7時、同9時の2便。代替バスを運行する予定。予約センターTEL078・304・0033
(那谷享平)