ゴルフクラブで飲酒後、一部職員が車で帰宅　幹部含む９人に口頭注意　川西

　兵庫県川西市の市幹部３人を含む職員９人が昨年１０月、同県三木市のゴルフクラブで飲酒後に一部の職員が車で帰宅し、市から市幹部３人が口頭の厳重注意、ほかの６人が口頭注意を受けていたことが８日分かった。 関連ニュース 明石で新たに２０人感染　１０～８０代の男女　新型コロナ 西宮で新たに３９人感染、２人死亡　新型コロナ 尼崎で４２人感染、２人死亡　新型コロナ

　市によると、９人は休日だった１０月１４日にゴルフコンペを開催。昼食時にビールをコップ１杯から瓶１本程度飲み、４時間ほど後に、車で来ていた一部の職員が運転して帰宅したという。参加していた幹部は土木部長（５７）、下水道技術監（５４）、道路整備課長（５５）の３人。市への匿名の情報提供で発覚した。
　昨年９月に無免許運転の人身事故やひき逃げなどの疑いで同市職員の逮捕が相次ぎ、交通法規の順守を求めていた時期だったことから、市は、飲酒運転だったか断定はできないものの、疑わしい行為をしたとして、１１月に９人に注意したという。懲戒処分などの公表基準には当たらないとして公表はしていなかった。