飲食店などでの時短、兵庫でも開始 神戸など4市
2021/01/12 12:57
神戸新聞NEXT
新型コロナウイルス感染抑止のため、兵庫県は12日、神戸、尼崎、西宮、芦屋市内の飲食店などに対し、午後9時までの営業時間短縮を要請した。
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兵庫の新たな時短要請は、緊急事態宣言に関わらない独自の措置。スナックやバー、居酒屋、カラオケ店など酒類提供や接待を伴う飲食店を対象とした。期間は2月7日までで、午前5時~午後9時の時間帯での営業を求めている。
一方、政府が13日に兵庫、大阪、京都の3府県に緊急事態宣言を再発令する見通しとなったことを受け、兵庫県は12日午後、急きょ対策本部会議を開き、対応を協議する。
再発令された場合、既に発令された首都圏と同様の対応を国から求められるとみられ、時短も午後8時までになる可能性がある。井戸敏三知事は時短要請などの措置は「地域限定の対応が必要になる」としており、感染者数が比較的少ない淡路や西播磨地域などを除外するかどうかなどを会議で議論する見通しだ。(藤井伸哉)
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