県警、飲食客らに外出自粛訴え 神戸・三宮の繁華街
2021/01/15 20:25
兵庫県の客引き行為等防止指導員に同行して外出自粛を訴える警察官(中央)=神戸市中央区
新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の再発令を受け、兵庫県警は15日夕、神戸・三宮の繁華街で、飲食客らに外出自粛を訴えた。県の活動に同行する形で実施。宣言後で初めてとなる金曜の夜を引き締めた。
関連ニュース
飲食店の営業時間短縮 そろわぬ足並み、効果疑問視も 神戸・三宮
関西、「協力金ではもたない」 飲食店、嘆きの声相次ぐ
熊本県が独自の緊急宣言へ 全飲食店に時短要請
昨年春の宣言下で実施した時と同様、県からの協力要請を受けて県警が応じた。今回は午後6時から約20分、制服姿の警官や県の「客引き行為等防止指導員」ら10人が二手に分かれ、東門街やサンキタ通り周辺で、「外出自粛要請中」と書かれたA4サイズの札を掲げながら歩いた。
指導員らは、飲食店を探す通行人や帰宅中のサラリーマンらに「ご協力お願いします」と声を掛けていた。警察官は指導員の後ろに付き添い、トラブル警戒を担った。(堀内達成)
【特集】目で見る兵庫県内の感染状況