緊急事態宣言後の県内主要駅人出 前回比で大幅増
2021/01/18 19:06
JR姫路駅=姫路市駅前町
兵庫県は18日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言再発令(13日)後の週末の人出が、県内主要駅周辺で、4月の宣言直後を大幅に上回っていることを明らかにした。JR姫路駅周辺では60%も多かった。一定の外出自粛はみられるが、飲食店などの休業要請にまで踏み切った前回と比べ、効果は薄くなっている。
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県がヤフー・データソリューションから提供された情報を示した。JR三ノ宮、阪神尼崎、阪急西宮北口、JR姫路駅周辺の4地域について来訪者数を比較した。
調査によると、再発令後初めての土曜日となった1月16日と、前回の宣言直後の土曜日の4月11日を比べると、人出は三ノ宮駅周辺で37・8%増加。西宮北口は58・2%、姫路駅周辺は60・0%増えた。阪神尼崎駅周辺は19・5%減った。
1月16日と再発令直前の土曜日の9日を比べると、4地域の人出は4・9~18・4%減少した。(紺野大樹)
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