坂本選手、阿部詩選手に続け 未来のスターの手形募集中 神戸の地下鉄
2021/01/25 06:00
赤ちゃんの手形と足形が飾られる神戸市営地下鉄海岸線の新長田駅=同市長田区
神戸市営地下鉄海岸線が7月に20周年を迎えるのを記念し、同市が開業時に続き、駅に飾る赤ちゃんの手形を募っている。開業前の2000年から展示されるタイルの中には、ともに神戸出身で、フィギュアスケートの坂本花織選手(20)や柔道の阿部詩(うた)選手(20)の小さな手形もある。世界的アスリートの“原点”が見られるひそかな人気スポットで、市交通局は「将来のスターの手形がまた見られるかも」とこっそり期待している。(初鹿野俊)
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地下鉄海岸線は三宮・花時計前駅から新長田駅までをつなぎ、神戸市中央、兵庫、長田区の南部地域を走る。計10駅からなり、01年7月7日に運行を開始した。市交通局は駅空間に彩りを加えようと、00年生まれの「ミレニアムベビー」を対象に、当時は手形だけでなく足形も募り、3440人が応募した。タイルに写した形に名前と生年月日、家族のメッセージを添えて、10駅に展示された。
将来日本を代表することになるアスリートの家族がそろって手形と足形を寄せたのは、当然ながら「全くの偶然」(市交通局)。坂本花織選手は新長田駅に、阿部詩選手は三宮・花時計前駅にそれぞれタイルが設置された。2人が国内外で実績を上げて注目されるようになると話題になり、ファンが撮影に訪れる名所にもなった。
市交通局は開業20年の節目に再び企画。今回は集めた手形でアート作品を仕上げ、5駅に掲示する。昨年生まれた市内の赤ちゃんが対象で、名前も掲載する。市交通局営業推進課は「お子さんの成長と同様に、海岸線も温かく見守って応援していただきたい」としている。
締め切りは2月28日。申し込み方法などは神戸市交通局の公式サイトで紹介している。