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第1回口頭弁論後、記者会見する遺族側代理人の渡部吉泰弁護士(右)=10日午前、姫路市北条1、兵庫県弁護士会姫路支部会館
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第1回口頭弁論後、記者会見する遺族側代理人の渡部吉泰弁護士(右)=10日午前、姫路市北条1、兵庫県弁護士会姫路支部会館

 「訴訟は避けたかったが、(加古川)市教育委員会側の対応があまりにもひどかった」「市教委と教員の虚偽や保身の姿勢を、何とか見直させたい。残りの人生を懸け、納得がいくまでやりたい」。女子生徒の父親は閉廷後、代理人弁護士とともに会見し、憤りを口にした。

 父親は不信感が決定的になった出来事として、教員から不十分な調査結果を基に「(女子生徒が好きだった)アニメの影響ではないか。自死のシーンがある」と言われたことを挙げた。

 また、父親ら遺族にいじめの存在を涙ながらに打ち明けた女子生徒の同級生が、教員から、執拗に遺族との面談内容を問いただされた、と明かした。同級生はストレスと学校への不信感から、転校したという。

 女子生徒は学校生活アンケートでいじめをうかがわせる回答をしていたが、市教委側は、自殺後もその存在自体を遺族に明かさなかったと指摘。この日の訴訟で市側が「いじめを具体的に示す内容はなかった」と主張したことについて、父親は「(アンケートを基に)どうしてこういうふうに答えたのか、教員は(女子生徒)本人に聞く側のはずだ。堂々とこのように主張するのは理解できない」とした。

 女子生徒は争い事を好まない性格だった。父親はこの日の訴訟に「こういう形になってしまったけど、お父さん、お母さんとして許せない状況なんだ」と心の中で謝ってから臨んだといい、「学校、市教委は、教員ではなく、生徒を守るための組織であってほしい」と強調した。

 法廷では母親も意見陳述し「返事のない名前を呼び続ける毎日。もう一度娘に会いたい。もう一度『お母さん』と呼んでほしい。陰湿ないじめに全く気付かなかった鈍感で愚かな母を悔やみます」と涙を拭いながら述べた。

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