総合 総合 sougou

  • 印刷
福島県大熊町とオンラインで結んで会見したHANDSの藤本真一代表理事(左)ら=22日午後、神戸市役所(撮影・後藤亮平)
拡大
福島県大熊町とオンラインで結んで会見したHANDSの藤本真一代表理事(左)ら=22日午後、神戸市役所(撮影・後藤亮平)

 東日本大震災の発生から10年を機に、神戸・三宮の東遊園地にともるガス灯「1・17希望の灯り」をモデルとした灯りが今月末、福島県大熊町に建立される。神戸を含め国内外10カ所目といい、同町の島和広副町長は「亡き人への追悼とともに、町を離れた住民がこの地に戻る一つのよりどころとなれば」と話した。

 阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼する希望の灯りは2000年、県内各地と47都道府県からの種火を一つにして生まれた。東日本大震災後は岩手、福島県で灯りをモデルにしたガス灯が建立され、神戸からの火が分灯された。

 大熊町は復興計画の策定過程で神戸市と縁があり、町本庁舎前に「追悼の碑『希望の灯り』」の設置を決めた。高さ1・7メートル、幅45センチ、奥行き45センチで、石の台座上に4面のガラスケースで発光ダイオード(LED)の灯りを囲う。各面には町の過去や未来をイメージした絵が入り、脇のモニュメントには住民代表が震災10年に向けて書いた「思い」の文が刻まれる。

 22日、神戸市役所と大熊町役場をつないだオンライン会見で、島副町長は、原発廃炉作業の関係者を含めても人口の1割未満の約860人しか住んでいない町内の現状を説明。NPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り(HANDS)」の藤本真一代表理事は「被災した方々が少しでも前を向けるように寄り添うことが、私たちにできること」と応えた。

 3月1日には東遊園地で分灯式があり、東日本大震災10年の3月11日は灯りの除幕式が開かれる。(竹本拓也)

総合の最新
もっと見る

天気(2月28日)

  • 14℃
  • ---℃
  • 10%

  • 17℃
  • ---℃
  • 10%

  • 15℃
  • ---℃
  • 10%

  • 15℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ