恵方巻き、飲食店に恵み 巣ごもり需要で注文2倍 神戸
2021/02/02 11:17
色とりどりの食材を組み合わせた恵方巻きを作るスタッフ=2日午前、神戸市中央区北長狭通1
2日は節分。例年は3日だが、今年は地球の公転周期のずれが積み重なった影響で1897年以来、124年ぶりに1日早くなった。
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コロナ禍で休業中の飲食店「青森ねぶたワールド三宮本店」(神戸市中央区)では、早朝から店頭販売用と宅配用の恵方巻き作りに追われた。
外食の自粛が求められる緊急事態宣言下で迎えた節分。自宅で過ごす人が増えた影響か、例年の2倍以上となる約1400本の注文があった。
同店は、三田市の特産・三田ポークのほか、青森の本マグロ、高知のカツオなど、各地の郷土食材をふんだんに使った計6種類を用意。スタッフ約20人が手際よく巻き上げていった。販売は予約分のみ。
今年の恵方は南南東。(斎藤雅志)