センバツ初出場の東播磨高校 県ふるさと納税で寄付募集
2021/02/09 11:18
初の甲子園出場決定を喜ぶ東播磨ナイン=1月29日午後、兵庫県稲美町中一色(撮影・中西幸大)
兵庫県の井戸敏三知事は8日の定例会見で、3月19日開幕の第93回選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場する東播磨高校(同県稲美町)が、県のふるさと納税を活用して寄付金の募集を始めた、と発表した。目標額は1千万円で、部員の交通費や宿泊費、応援グッズの購入などに充てる。
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「ふるさとひょうご寄付金」で、教育環境の整備や部活動の応援など学校ごとに使途を設定して募る。県内の全県立高校が実施しており、長田高校(神戸市長田区)は2016年の選抜大会に出場した際、約3170万円を集めた。
今回の募集は試合出場までの予定。井戸知事は「選抜大会が昨年中止となり、多くの球児の期待が集まっている。活躍を期待している」と述べた。
希望者は東播磨高ホームページの「県立学校環境充実応援プロジェクト」から「寄付申出書」を入手し、同校へ郵送かファクスで送る。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」でも受け付ける。同校TEL079・492・3111
(斉藤絵美)