兵庫で38人感染、5人死亡 市立学校で新たなクラスターも 新型コロナ

2021/02/12 21:00

兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県は12日、新たに38人の新型コロナウイルス感染を確認し、感染していた5人が死亡したと発表した。県内の新規感染者が100人を下回るのは8日連続で、30人台は4日ぶり。県内の累計で患者は1万7415人、死者は476人になった。 関連ニュース 神戸市で9人が新型コロナ感染 1桁は3カ月ぶり 西宮市で13人の新型コロナ感染を発表 明石市の感染者、2日連続ゼロ 新型コロナ 14日

 新規感染者は、発表自治体別で、神戸市=17人▽姫路市=3人▽尼崎市=4人▽明石市=3人▽県所管=11人。西宮市では昨年10月25日以来、約3カ月半ぶりに0人となった。
 赤穂市の市立学校では、12日までに職員と児童の計5人の感染が確認され、県が新たなクラスター(感染者集団)と認定した。神戸市ではクラスターが発生していた介護関係施設5カ所で、各1~3人の陽性が新たに判明した。
 死者は、神戸市のいずれも80歳以上の男性2人と女性1人、県所管の80代の男性2人。
 直近1週間の新規感染者の1日平均は61・1人。県が緊急事態宣言の解除を要請する基準のうち、「1日平均78人以下(1週間連続)」は3日連続で満たした。だが、重症用の病床使用率は58・6%で、もう一つの基準の「5割未満(1週間連続)」は満たしていない。(まとめ・井川朋宏) 
【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

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