加東市民病院で職員5人が新型コロナ感染

2021/02/14 15:14

国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 兵庫県加東市は14日、同市民病院(加東市家原)に勤務する職員5人が新型コロナウイルスに感染した、と発表した。それぞれ軽症または無症状という。 関連ニュース 兵庫で新たに44人が新型コロナ感染 2人死亡 神戸市で9人が新型コロナ感染 1桁は3カ月ぶり コロナワクチン特例承認 副反応が不安、院内の圧力…医療現場に懸念の声も

 同病院によると、13日、病院に勤務する40代職員女性1人の陽性を確認。入院患者やほかの職員のPCR検査を続けている。14日正午現在で、同職員35人と入院患者23人の検査結果が判明し、うち、職員4人の陽性が分かったという。
 同病院内の消毒作業は既に終了しており、15日からの外来診療について、同病院は「通常業務を続ける」としている。
 一方、14日、兵庫県も県加東健康福祉事務所管内に住む40代の加東市民病院職員の女性が同ウイルスに感染した、と発表した。発熱や頭痛の症状があり、PCR検査の結果、感染が分かったという。
【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

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