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平田オリザさん(中央)から指導を受けて稽古する「無隣館」のメンバーら=豊岡市日高町日置、江原河畔劇場
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平田オリザさん(中央)から指導を受けて稽古する「無隣館」のメンバーら=豊岡市日高町日置、江原河畔劇場

 兵庫県豊岡市在住の劇作家平田オリザさんが運営する演劇の私塾「無隣館」の卒業公演「カガクするココロ」が3~8日、同市日高町日置の江原河畔劇場で上演される。猿を人間に進化させるプロジェクトに取り組む大学の生物学研究室を舞台に、生命倫理という壮大な問題に立ち向かいながらも、怠惰で切実な若い研究者たちの群像が描かれる。(石川 翠)

 無隣館は、平田さんが演劇人を育てるため、東京を拠点にしていた2013年度から断続的に開いてきた。塾生は既に俳優などとしてキャリアを積んでいる人が多く、卒業生の一部は平田さんが主宰する劇団「青年団」に入団する。

 同市に拠点を移した後も、同劇場設立プロジェクトのクラウドファンディングで集まった資金を活用して開き、20年7月下旬に面接などを経て61人が入塾した。昨年12月、さらに選抜され、残った35人が今回の卒業公演に参加する。メンバーは北海道や東京、沖縄など全国各地から集まり、韓国の演出家もいる。

 兵庫県からただ1人参加する最年少の豊岡高校2年、木下栞さん(17)は舞台監督補佐を務める。「植物や照明などで少し幻想的なステージセットにも注目してほしい」と話す。

 今回の演目は1990年に初演された平田さんの代表作の一つ。平田さんは「制作した当時は男女雇用機会均等法ができた時期で、女性の社会進出が始まったばかり。時代のはざまを生きる女性研究者の姿を描いた」と説明する。

 俳優陣は2チームに分かれて日替わりで出演。青年団員も加わる。各日午後7時(6、7日は午後3時)開演。平田さんが教壇に立つ四国学院大(香川県)の学生による同じ演目の上演も6、7日の午前11時と午後7時にある。約90分間。2千円(高校生以下無料)。電話かオンラインで予約する。江原河畔劇場TEL0796・42・1155

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