
■迫る濁流、今も脳裏に
南三陸町は宮城県北部の沿岸にある。人口約1万2千人。基幹産業は水産業。ワカメ、マガキ、ホタテ、銀ザケの養殖が盛んだ。海藻の森が広がるリアス式海岸の志津川湾は、世界的にも貴重な藻場とされる。2011年3月11日、東日本大震災。場所によっては高さ20メートルとも推定される津波が町を襲った。当時の世帯数の6割超に当たる3321棟が全半壊。死者・行方不明者は831人に上った。(金 旻革)
この記事は会員記事です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。

■迫る濁流、今も脳裏に
南三陸町は宮城県北部の沿岸にある。人口約1万2千人。基幹産業は水産業。ワカメ、マガキ、ホタテ、銀ザケの養殖が盛んだ。海藻の森が広がるリアス式海岸の志津川湾は、世界的にも貴重な藻場とされる。2011年3月11日、東日本大震災。場所によっては高さ20メートルとも推定される津波が町を襲った。当時の世帯数の6割超に当たる3321棟が全半壊。死者・行方不明者は831人に上った。(金 旻革)
この記事は会員記事です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。