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「マイム劇はせりふ劇より“多弁”。初めてという人にも足を運んでほしい」といういいむろなおき=神戸新聞社(撮影・中西幸大)
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「マイム劇はせりふ劇より“多弁”。初めてという人にも足を運んでほしい」といういいむろなおき=神戸新聞社(撮影・中西幸大)
パントマイマーいいむろなおき=神戸新聞社
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パントマイマーいいむろなおき=神戸新聞社
「オリンピアの夢」の一場面(2018年、撮影:堀川高志 kutowans studio)
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「オリンピアの夢」の一場面(2018年、撮影:堀川高志 kutowans studio)

 古代から近現代に至るオリンピックの歩みを身体表現で見せる、いいむろなおきマイムカンパニーのマイム劇「オリンピアの夢」が4月16、17日、兵庫県尼崎市のピッコロシアターで再演される。2018年の初演も好評をもって迎えられたが、新型コロナウイルス感染拡大で東京五輪の開催が危ぶまれる今、改めて「そもそもオリンピックって、何?」と問いかける。

 近代五輪の父、クーベルタン男爵と共に一人の男が時空を超える。古代オリンピックは身体能力の限界だけでなく肉体美も競った。その精神に立ち返りながら、競技と競技を巡る人間のドタバタ劇を誇張を交えたユーモラスな動きで表現。せりふのない分、観客はそれぞれ想像を巡らすことになる。

 「初演時は観客が、こちらが思ってもみない“深掘り”をしてくれた」といいむろ。大きな透明のビニールシートを掲げる場面について「透明の国旗ですよね」と問いかけられ驚いた。「子どもは単純に見たままを、大人は自身の五輪の思い出などと対比しながら、自由な意味づけで楽しんでくれていた」

 この3年で五輪を取り巻く状況は変わったが、大筋は変えず、「細かな表現に磨きをかける」という。

 昨年3月に予定していたタイ公演は、2度の延期を経て中止となった。その間、新たな試みとしてオンラインでの映像配信に挑戦。「生の舞台に比べると物足りないのではと危惧していたが、仕掛けを施し、映像だからこその工夫も加えた。世界中の舞台人、視聴者とつながり、映像の良さ、面白さに開眼した」と振り返る。

 コロナ禍を「決してネガティブにはとらえたくない」といいむろ。「文化は命と同等だと痛感した。だから文化の灯は消さない。攻めの姿勢で臨みます」

 16日午後7時、17日同2時開演。一般3千円、高校生以下1500円。ピッコロシアターTEL06・6426・1940

(片岡達美)

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