西村担当相「神戸での割合高い」 新型コロナ変異株
2021/03/02 22:10
神戸新聞NEXT
厚生労働省と兵庫県は2日、県内に住む20~80代の男女7人が、英国で広がっているタイプの新型コロナウイルス変異株に感染したと発表した。県はこの7人が、神戸市が独自に検査して1日に公表した同市内の変異株感染者36人(1月末~2月18日に感染)に含まれると明らかにした。厚労省が確認した県内の変異株感染は計37人となった。
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県などによると、7人は既に神戸市にコロナ感染の届け出があった感染者。2月上旬~中旬に発症や陽性を確認している。いずれも海外滞在歴はなく、これまでの変異株感染者との接触は確認されていない。7人の関係性は非公表としている。
西村康稔経済再生担当相は2日の閣議後の会見で、変異株への懸念を示し、「特に神戸での割合が高いという報告を受けている。モニタリングを強化していかなければならない」と述べた。(藤井伸哉、永見将人)
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