12品種8千本、綾部山梅林が見頃に たつの

2021/03/06 18:54

斜面を紅白に染める梅の花=たつの市御津町黒崎(小型無人機で撮影)

 西日本有数の梅の名所として知られる綾部山梅林(兵庫県たつの市御津町黒崎)で、紅白の花が見頃を迎えた。周辺に甘い香りを漂わせ、播磨灘を望む丘陵地の斜面を鮮やかに染めている。 関連ニュース 満開♪早咲きの梅 高砂・曽根天満宮 3月に催し “千と千尋”の世界 水田に“鏡の世界”出現 「日本じゃないみたい」銀色に輝くススキの草原 映画ロケ地にもなった砥峰高原【動画】

 梅林は約24ヘクタールに広がり、白い「玉英」を中心に「小梅」や薄紅色の「花香美」など12品種約8千本が植えられている。管理する黒崎梅園組合によると、今年は例年通り、早咲き種が2月上旬に咲き始めたという。
 同組合の山口照文代表理事(75)は「いつもは品種によって咲く時期がずれるが、今年は一気に咲いた。来週末までが満開のピーク」と話す。
 開園は20日まで。午前9時~午後5時。入園料は大人500円、小中学生400円。同組合TEL079・322・3551
(辰巳直之、吉田敦史)

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