JR西・阪急・阪神、終電を10~30分繰り上げ 13日ダイヤ改正

2021/03/12 21:30

13日からの最終列車の時刻繰り上げを知らせる掲示=12日午後、神戸市中央区、阪急神戸三宮駅(撮影・坂井萌香)

 JRや阪急、阪神など関西の鉄道各社は13日、最終電車の繰り上げを伴うダイヤ改正を実施する。新型コロナウイルス禍による深夜帯利用客の激減に対応し、夜間の保守作業時間を確保する目的で、兵庫県内の各駅でも終電が10~30分程度早まる。 関連ニュース 【表】阪急・阪神電鉄の終電繰り上げ時間 関西の鉄道各社、終電を10~30分繰り上げ 13日ダイヤ改正 JR、阪急、阪神どうなる… 平日ダイヤの主な変更状況まとめ

 JR西日本は大阪駅発下り最終(西明石行き)が24分繰り上がって午前0時4分発となるほか、新快速姫路行きも20分前倒す。三ノ宮駅では上下線ともに25分程度早くなる。加古川線と姫新線は変更はないが、播但線は姫路発寺前行きが35分繰り上がり、山陰線は豊岡発の下りの一部が51分の前倒しとなる。
 阪急電鉄は、県内の各線で平日最大22分の繰り上げに。大阪梅田発西宮北口行きと、神戸三宮から大阪梅田への最終は、いずれも16分繰り上がる。伊丹線の塚口発最終が14分前倒しとなるが、今津線と甲陽線にダイヤ変更はない。
 阪神電鉄は終電時間帯の3本を減らして、10~14分早める。大阪梅田-尼崎の各駅行きなどが影響を受けるほか、神戸三宮発の上り最終も10分繰り上がる。
 このほか、神戸電鉄は三田線・公園都市線の終電で15~21分繰り上げる。山陽電鉄、能勢電鉄は変更しない。(大盛周平)

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