映画「島守の塔」の撮影、秋に再開へ 沖縄最後の官選知事・島田叡ら描く

2021/03/22 19:50

島田叡氏

 太平洋戦争末期の沖縄戦を描き、命や平和の尊さを伝える映画「島守の塔」の製作委員会(神戸新聞社などで構成)は22日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により休止している撮影について、10月以降に再開する方針を発表した。感染者数の推移やワクチンの接種状況などを見極めた上で、9月初旬をめどに正式決定する。 関連ニュース 沖縄戦生き延びた17歳の整備兵 壕で会った「島守」の言葉を支えに 「戦争は愚かだ」訴え 玉音放送で知った終戦…あの日の記憶をたどって 首里城復元の現地責任者 ニュース映像に絶句「人生の一ページを破かれた感じ」

 作品は、沖縄最後の官選知事・島田叡=神戸市須磨区出身=と、元沖縄県警察部長の荒井退造=宇都宮市出身=が主役。昨年3月下旬に沖縄でクランクインしたが、新型コロナによる緊急事態宣言が発令されたことなどを受け、4月上旬から撮影が止まっている。
 今春の撮影再開を探ってきたが、キャストやスタッフの安全確保などの観点から、まだ時間が必要と判断した。全国上映を開始する時期については、撮影再開の決定を踏まえ、改めて調整する。
 製作委員会では作品の公式サイト(https://shimamori.com/)などを通じ、個人支援制度「島守の塔サポーター」を募集している。事務局TEL0800・800・8171
(小森準平)

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