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神戸市教育委員会=神戸市中央区東川崎町1
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神戸市教育委員会=神戸市中央区東川崎町1

 神戸市教育委員会は1日、今年春の人事異動を発表し、本人の希望を基に校長同士が人事素案を作る独自ルール「神戸方式」を全面的に廃止した。2019年秋に発覚した神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、背景の一因と指摘されていた。(小谷千穂、斉藤絵美)

 廃止に伴い、学校や市教委の意向や計画に基づいた異動が可能となり、教員の転任者数は昨年度より319人増え、異動人数は「近年で最大」(市教委担当者)の1213人となった。

 市教委によると、神戸方式は本人の異動希望を基に校長同士が調整して人事の素案を作る慣行で、1960年代後半に定着した。人事の公平性が失われ、校長に招かれた教員が強い力を持つといった弱点が指摘され、東須磨小問題の発覚前から見直しが進められていた。昨春は同小学校の全職員や、各小学校の一部の主幹教諭を対象に先行して廃止した。

 また、東須磨小問題では中堅教員が発言力を強め、いびつなパワーバランスや人間関係につながったと指摘されており、今回の異動では在籍期間の短縮や世代間バランスを配慮。これまで9年だった在籍期間の目安を5~7年に変更し、同じ学校で長く働いていた教員を異動させることで、組織の活性化を図った。

 市教委の担当者は「学校支援が必要となれば柔軟に対応し、若手が経験を積めるよう意識しながら積極的に人事異動を行う」とした。

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