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兵庫県の井戸敏三知事=6日午後、県庁
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兵庫県の井戸敏三知事=6日午後、県庁

 兵庫県で6日、新型コロナウイルスの全入院患者が607人に上り、1月21日(601人)以来75日ぶりに過去最多を更新した。病床使用率は72・3%で、確保病床を839床に拡大した2月上旬以降で使用率は初めて7割を超えた。こうした状況を受け、井戸敏三知事は同日、病床を新たに100床程度、宿泊療養施設を150室程度拡充する意向を公表。新型コロナ患者の入院を原則とする「自宅療養ゼロ」の方針を見直す可能性にも言及した。

 井戸知事は。感染の「第4波」で医療提供体制が逼迫しているとし、「軽症、無症状の若い患者が病床を占め、重症化しやすい患者への対応ができなくなっている。自宅療養を認めない取り扱いを続けられるかが一つの焦点」と説明。自宅療養ゼロの見直しについては、近く有識者会議や対策本部会議を踏まえて方向を示すとした。

 県内では第3波のピークだった1月中下旬、当時の確保病床756床に対し600人前後が入院し、使用率は8割近くに上った。

 その後、2割台前半まで下がった3月上旬から、再び上昇。同月25日以降、政府の対策分科会が示す感染状況のステージ4(爆発的感染拡大)となる50%以上が続く。

 厚生労働省の発表(3月末時点)で兵庫県は病床使用率が全国で最高。入院調整中の患者も急増し、6日時点で389人に上る。

 一方、重症者は同日現在74人で、過去最多だった1月17日の77人に近づいている。重症用に確保する116床に対し、使用率は63・7%。3月末時点でも全国で唯一5割を超え、ステージ4相当となっている。

 県はこれまで陽性患者について入院、もしくは看護師が常駐する宿泊療養施設への移送で対応。しかし、直近1週間平均の患者数は194・6人と急増し医療体制は揺らぎつつある。

 軽症、無症状の患者向け宿泊療養施設1015室の562室も埋まり、入院や療養施設の自宅待機者は601人に膨らんだ。(金 旻革、井川朋宏)

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