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記者団の取材に応じる兵庫県の井戸敏三知事=20日午後、兵庫県庁(撮影・金 旻革)
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記者団の取材に応じる兵庫県の井戸敏三知事=20日午後、兵庫県庁(撮影・金 旻革)

 兵庫県は20日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、緊急事態宣言の発令を政府に要請する方向で最終調整に入った。歩調を合わせるとした大阪府が発令の要請を決め、井戸敏三知事は同日、県庁で記者団に「必要があれば要請する」と述べた。対処地域や要請内容、期間などについて、21日に開く対策本部会議で結論を出すと重ねて示した。

 県内では20日、火曜日としては過去最多の427人の新規感染者が確認され、直近1週間(14~20日)の1日平均も453・3人と過去最多を更新。入院調整のための自宅待機者も20日午前0時時点で1218人に上っている。

 井戸知事は「医療現場は対応力に欠ける状況が出ている。発症者を抑える対応が不可欠だ」と強調。医療提供体制が危機的状況にある神戸市も20日、「緊急事態宣言並みの強い措置が必要だ」と県に申し入れた。

 県は感染を抑え込むため、今月5日から神戸など4市を「まん延防止等重点措置」の対象に指定。飲食店に午後8時までの時短営業を要請してきたが、感染拡大に歯止めがかかっていない。井戸知事は「時短要請だけでは効果が上がっていると言える実績が出ていない」とし、さらなる強い対策の必要性を認めた。

 ただ、兵庫県は大阪府と比べて広く、但馬など新規感染者が少ない地域もある。井戸知事は緊急事態宣言を視野に「対処地域を全域か一部区域にするのか、どんな協力を求めるのか、期間をどうするのか」とし、大阪の要請内容と同様にするかどうかも検討するとした。

 大阪府の吉村洋文知事は20日の対策本部会議の後、記者団に「人出を抑える必要がある」と説明。3週間から1カ月間をめどに、大規模な商業施設や遊興施設に対する休業要請などを行う考えを示した。井戸知事はこれまで「兵庫と大阪は同一交流圏。できるだけ同一歩調を取った方がいい」と述べていた。(大島光貴、三島大一郎)

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