豊岡市長選 前議長の関貫久仁郎氏、立候補を正式表明

2021/04/01 23:48

豊岡市役所=豊岡市中央町

 任期満了に伴う兵庫県豊岡市長選に、同市議会前議長の関貫久仁郎氏(64)が1日、無所属で立候補することを正式に表明した。 関連ニュース 4月の宍粟市長選 市議の大畑氏が立候補表明「総合病院の新築移転検証や経済立て直しを」 宝塚市長選、医師の森臨太郎氏が立候補表明「地域に寄り添う政策を」 4月13日投開票 辻康裕神戸市議が辞職 北海道清水町長選立候補で 東灘区選出、11月19日任期満了の市長選に合わせ補欠選

 関貫氏は豊岡市日高町出身。立命館大理工学部を卒業後、市内でIT企業を設立し、2009年11月に市議に初当選。3期目の18年11月から2年間、議長を務めるなどし、今年3月31日に議員を辞職した。
 会見では、現市政が進めている演劇のまちづくりについて「人口減少対策としてはフィットしていない」と批判。その上で「主人公は市民。わかる、実感のある、やさしい市政を目指す」と話した。
 同市長選は4月18日告示、同25日投開票。現職4期目の中貝宗治氏(66)が立候補することを明らかにしている。(石川 翠)

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