花散らす雨…手に傘、足止めて 神戸“桜のトンネル”

2021/04/04 18:45

雨に打たれ、花びらを舞い散らせるソメイヨシノ=4日午後、神戸市灘区

 前線や湿った空気の影響で4日、正午ごろから雨となった神戸。各地で見ごろを迎えていたソメイヨシノは、淡く色づいた花びらをはかなく散らせた。 関連ニュース 幻想的な光に包まれた「天空の夜桜」 竹田城跡でライトアップ 見下ろせば桜 猪名川・屏風岩 奇岩に春風、舞う花びら 姫路城で「夜桜会」の試験点灯 「魔よけ」の和傘50本も庭園に

 神戸市灘区の港を見晴らせる南北の坂道約400メートルにソメイヨシノが植栽される「桜のトンネル」は3月下旬に満開を迎えていた。
 葉桜となり始めていた4日にも、圧巻の風景を一目見ようと、カメラを手にした人たちがちらほら。雨の勢いが増すほどに、花びらははらはらと、見物客たちの傘や肩の上に舞い落ちていた。(長嶺麻子)

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