花びら舞う境内 見頃終え葉桜に 高砂・鹿嶋神社

2021/04/09 11:48

空を舞った花びらが地面へ。見頃は早くも終わろうとしている=高砂市阿弥陀町地徳

 桜の季節が終わりに差し掛かる中、兵庫県の加古川、高砂市にまたがる「播磨アルプス」を望む鹿嶋神社(同市阿弥陀町)では、ソメイヨシノの花びらが舞い、境内を薄いピンク色で覆っている。 関連ニュース 桜の古木眺め交流 10日、香住で茶会や体験催し シダレザクラ、白壁に映え 旧玉置家住宅で満開に 姫路城で「夜桜会」の試験点灯 「魔よけ」の和傘50本も庭園に

 巨大な鳥居がそびえる神社周辺は自然公園になっており、ソメイヨシノやシダレザクラが咲く名所として知られている。神社によると、平年より1週間早い4月1日には満開を迎え、現在は散り始めだという。
 大阪市から参拝に訪れた女性(59)は「花吹雪の頃が一番好き。若葉の緑に希望を感じる」と静かに楽しんでいた。
 神戸地方気象台によると、9日午前の最低気温は神戸9・6度、姫路6・3度と平年をやや下回った。10日は放射冷却の影響でさらに下がり、神戸7度、姫路4度の予想となっている。(小林良多)

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