市議が新型コロナ感染　地域団体のメンバーらと会合、会食　姫路

　兵庫県姫路市は１５日、新たに１０～８０代の男女２４人（市内２２人、市外２人）が新型コロナウイルスに感染したと発表した。姫路市議会の井川一善議員（５１）の感染も分かった。 関連ニュース 新規感染者が過去最多の兵庫　県幹部、危機感あらわ「このままいけば多大なる犠牲を」 東京五輪は「最悪のタイミング」　一大感染イベントと米紙 コロナ患者が一時行方不明　病室窓から抜け出す

　市会事務局によると、井川議員は９日夜に姫路市内で地域団体の会合に出席し、午後９時前までメンバーら計７人で会食したという。その後、出席者の一人の陽性が判明したため１２日夕から自宅待機となり、１４日に感染が分かった。会食参加者ではほかに７０代男性も陽性となった。
　新規感染者のうち、７０代女性と８０代男性が中等症で、残る２２人は軽症か無症状。年代別では４０、５０、７０代が各５人▽３０代が３人▽２０、６０代が各２人▽１０、８０代が各１人－だった。（田中宏樹）
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