「判断材料がない」国民県連、態度保留 独自候補見送り示唆 兵庫県知事選
2021/04/17 23:40
国民民主党兵庫県連は17日、定期大会を開き、2021年活動方針を決めたが、県知事選については具体的な対応を盛り込まなかった。代表の向山好一県議(63)は、既に名乗りを上げた立候補予定者らを念頭に、「政策論争が展開されるのを待ちたい」と述べ、党としての態度を保留した。
関連ニュース
丸川五輪相、東京五輪に言及せず 兵庫県知事選、神戸で応援演説
兵庫知事選ネット調査 斎藤氏やや優勢、金沢氏追う 4割が投票先未定
兵庫県知事選、期日前投票所を増設 神戸市中央、長田区で各1カ所
大会後の取材に向山代表は「党利党略の知事選で、県民には何の判断材料もない」と現状を批判。国民としての対応は「第3の選択肢を示したいが、難しい」と独自候補の擁立見送りを示唆した。
活動方針では、候補擁立を決めた衆院選兵庫3区などで勝利に向けて総力を挙げることなどを確認した。(初鹿野俊)
【記事特集】2021兵庫県知事選