市社協の職員ら9人が感染 明石、新型コロナ

2021/04/19 15:04

明石市役所=明石市中崎1

 兵庫県明石市は19日、10~70代の男女9人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。明石市社会福祉協議会の職員1人の感染が新たに明らかになった。 関連ニュース 【詳報版】月曜最多293人感染の兵庫、1週前から100人超増 新型コロナ 大阪、政府に緊急事態宣言要請へ 京都、兵庫と共同も 市社協の職員ら9人が感染 明石、新型コロナ

 市によると、9人のうち5人が軽症、4人が無症状。市内外で感染が確認された患者の濃厚接触者は8人を占めた。
 同市社協によると、感染が確認されたのは、おおくぼ総合支援センター(大久保町八木)の職員で、同センターでは2人目。窓口で相談支援業務を担当し、16日まで出勤していた。同センターを訪れた市民に体調不良が生じていないか、現在調査している。
 さらに18日に感染が明らかになった同センター職員の濃厚接触者だったことから、あかし保健所は、残る全職員のPCR検査を実施。結果が判明するまでの間は自宅待機としている。同センターは一部業務を縮小した上、他地区の総合支援センターからの応援職員で施設の運営を続けている。(松本茂祥)

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