コロナ禍、ツツジがひっそり見頃に　神戸・相楽園

　市街地に立地する緑豊かな日本庭園「相楽園」（神戸市中央区）で、ツツジが園内を彩っている。本来であれば大勢の来園者が訪れるが、２５日から発令された緊急事態宣言の影響で休園を余儀なくされた。ピンクや白のかれんな花々は「都会のオアシス」でひっそりと咲き誇っている。 関連ニュース “千と千尋”の世界　水田に“鏡の世界”出現 「アマビエ」登場　チューリップ、色鮮やかに１００万本 園芸愛好家らが自慢の庭公開、２年ぶり「オープンガーデン」　兵庫・丹波

　兵庫県庁のすぐ北に位置する同園では約４千株のツツジが点在。その半分を占めるヒラドツツジが満開となった。今年は暖かい日が続いたため開花が例年より１週間ほど早まり、４月末には見ごろを終えるという。同園は緊急事態宣言を受けて５月１１日まで臨時休園の予定となっている。（秋山亮太）