総合 総合 sougou

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 兵庫県は、2018年の西日本豪雨など激甚化する災害に備え、「河川対策アクションプログラム」を初めて策定した。20~28年度の9年間で総額約1800億円を投じ、214カ所で河川改修やダムの貯水量増による洪水調整機能の強化を加速する。(藤井伸哉)

 西日本豪雨では岡山県倉敷市真備町地区で川の堤防が決壊して犠牲者が出るなど、各地で甚大な被害が出た。国はこの災害を受け、被害を最小限に抑え、早期に復旧・復興ができるような事前対策を進めるため、防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための「3カ年緊急対策」(18~20年度)を策定。取り組みを加速させるため20年12月、新たに「5カ年加速化対策」(21~25年度)を閣議決定した。

 県はこれまで、地域別の計画などで洪水対策に当たってきたが、このプログラムで県内全体の対策をまとめ、整備場所や工期も明確化した。国の加速化対策による財源などを基に、対策を強化する。

 具体的には、西宮、尼崎市に接する武庫川の下流部で、5キロにわたって川底を下げ洪水を防ぐ。総事業費は280億円で、完了予定は3年程度前倒しした28年度になった。宍粟市の引原ダムでは、ダムの堤の高さを2メートル上げ、堤の最大幅を約20メートル広げることで、総貯水量を90万トン増やし、治水対策につなげる。

 井戸敏三知事は「河川の総合対策事業を一覧として示した。計画的、年次的に実現し、県民の安心感を高めたい」と話した。

総合の最新
もっと見る

天気(6月25日)

  • 28℃
  • ---℃
  • 30%

  • 29℃
  • ---℃
  • 40%

  • 29℃
  • ---℃
  • 30%

  • 29℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ