総合 総合 sougou

  • 印刷
全国学力・学習状況調査に臨む生徒たち=27日午前、神戸市中央区楠町4、湊翔楠中学校(撮影・小林良多)
拡大
全国学力・学習状況調査に臨む生徒たち=27日午前、神戸市中央区楠町4、湊翔楠中学校(撮影・小林良多)

 小学6年と中学3年の全員を対象にした文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が27日、一斉に行われた。昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、実施は2年ぶり。昨春の一斉休校による学習遅れに対応するため、例年の4月から繰り下げた。国語と算数・数学の2教科の学力をみる他、コロナ禍の学習への影響も調べる。結果公表は8月下旬の予定。

 神戸市中央区の湊翔楠中学校では教師が問題冊子を配布。生徒らは緊張した表情で開始を待った。

 兵庫県教育委員会などによると、県内では小学校744校約4万6千人と中学校346校約4万3千人(義務教育学校や特別支援学校など含む)の計約8万9千人が対象。一部の私立小中学校でも実施される。

 またこの日、兵庫県養父市の1中学校は、学校関係者の新型コロナウイルス感染により全学年で登校を停止したため、参加を見送った。神河町では1小学校が少子化で6年生がいないため実施しなかった。

■夏休み短縮、授業数増 昨年の兵庫県

 兵庫県内の公立小中学校でも、新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年3月上旬から春休みを挟んで約3カ月の休校が続いた。多くの学校で再開後、授業の遅れを取り戻す「詰め込み授業」が行われ、変則的な学習環境の影響も今回の学力テストの焦点になっている。

 昨年は授業時間を確保するため、県内の全市町が夏休みを短縮。平日の授業数を増やしたり、非常勤講師の加配による少人数教育などの対策もとられた。

 多くの市町が2学期末までに授業の遅れを取り戻したとしたが、「授業についていけない」という声も上がっていた。

 一方、兵庫県教育委員会は休校の影響を探るため、神戸市を除く県内市町の小中学校計100校を対象に昨年、独自にテストやアンケートを実施。学力への大きな影響は見られなかった。(古根川淳也)

【全国学力テスト】 正式名称は「全国学力・学習状況調査」。児童生徒の学力を把握して学校現場の指導改善につなげることを目的に2007年度に始まり、小6と中3の全員が対象。国語と算数・数学の2教科が基本で、3年に1度は小中とも理科が加わり、中3は英語を同程度の頻度で実施する。児童生徒や学校に生活習慣を尋ねる調査も行う。文部科学省は教育委員会が学校別成績などを公表する際は、過度な競争を招かないよう配慮を求めている。

教育
総合の最新
もっと見る
 

天気(9月17日)

  • 26℃
  • ---℃
  • 80%

  • 28℃
  • ---℃
  • 70%

  • 28℃
  • ---℃
  • 70%

  • 26℃
  • ---℃
  • 60%

お知らせ