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31日に大規模接種が始まるノエビアスタジアム神戸。接種ブースが並ぶ=27日、神戸市兵庫区御崎町1
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31日に大規模接種が始まるノエビアスタジアム神戸。接種ブースが並ぶ=27日、神戸市兵庫区御崎町1
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 新型コロナウイルスのワクチン接種について、兵庫県内の一部の市町で、65歳以上の高齢者に続いて64歳以下への対応が始まりつつある。基礎疾患がある人の優先方法などについて、国は「地域の実情に合わせて」と各自治体に任せているが、優先の仕方や接種券の発送方法などに違いが出てきそうだ。

 国は25日の自治体向け説明会で、6月中旬から高齢者以外の人にも接種券を発送するよう求めた。

 ワクチン接種は、65歳以上がまず優先され、次に基礎疾患がある人▽高齢者施設などの従事者▽60~64歳の人が続く。市町は、高齢者施設などの従事者や60~64歳については把握できるが、基礎疾患がある人は分からないため、本人の自己申告が必要だ。そんな中で、市町は優先の仕方や接種券を送る方法を決めなくてはならない。

 太子町では25日から、基礎疾患がある人を対象に、事前申請の受け付けを始めた。6月10日までに自己申告すれば接種券を優先送付し、7~8月に接種が受けられる見込み。

 養父市も6月1日から基礎疾患がある人の自己申告を募り、申請があった人には60~64歳と同じタイミングで接種券を届ける。早ければ6月下旬から接種が予約できる見通しだ。

 事前申請を受け付けず、接種券の発送から始める市町もある。

 神戸市は6月11~24日に16歳以上の全員に接種券を順次送付し、券が届いた人から基礎疾患がある人などを対象に優先予約を受け付ける。

 姫路市は年齢で区切りながら接種券を送付し、全員に券が行き渡ってから優先予約を受け付けることを検討しているという。

 国は「基礎疾患のある人をあらかじめ把握し、接種券の発送を分ける必要はない」などとしており、その運用に沿った形となる。

 ただ、多くの市町は国が「7月末完了」を掲げる高齢者接種の対応に追われ、64歳以下の進め方を十分に検討できていない。

 国や県の大規模集団接種や職域接種に対応するためには64歳以下全員に早く接種券を届ける方がスムーズだが、一斉に届けると混乱しかねず、判断は難しい。

 ある市の担当者は「『地域の実情に合わせて』と言えば聞こえはいいが、国は丸投げしているだけ。本当に悩ましい」と話した。

(高田康夫、小谷千穂)

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