明石で新たに30人が感染、1人が死亡 新型コロナ

2021/05/06 17:48

明石市役所=明石市中崎1

 兵庫県明石市は4日から5日にかけ、10歳未満~80代の男女計30人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。80代男性1人が死亡し、市内で確認された死者は計36人になった。 関連ニュース 兵庫県で新たに331人感染、13人死亡 新型コロナ 神戸市で137人感染、5人死亡 新型コロナ 淡路島のサービスエリア、行楽客で混雑 駐車スペースぎっしり

 市によると、4日に感染が明らかになったのは18人。亡くなった男性は4月19日に陽性が判明。当初は宿泊療養施設への入所を調整していたが、施設が見つからず、自宅で療養を続けていたという。
 市立市民病院(鷹匠町)で入院患者2人の感染が確認された。感染者が出た病棟は18日まで新たな入院患者の受け入れを停止する。
 5日には12人の感染が明らかになり、うち60代無職男性と70代無職女性が中等症で医療機関に入院、または入院を調整している。
 クラスター(感染者集団)が発生した大久保病院(大久保町大窪)では、独自に院内で実施した検査で4日と5日にそれぞれ職員2人の陽性が判明。同病院によると、これまでに職員7人、入院患者2人の計9人の感染が確認された。
 6日午前時点で、入院または宿泊療養施設への入所を調整している患者は28人。ほかに105人が自宅で療養している。(川崎恵莉子)
【図表】目で見る兵庫県内の感染状況

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ