西宮で新たに37人が感染 新型コロナ

2021/05/06 17:46

西宮市役所=西宮市六湛寺町

 兵庫県西宮市は6日、市外在住者を含む10代~90代以上の男女37人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち市内の60代女性は昨年12月19日にも陽性と判定され、回復後に再び感染したとみられる。 関連ニュース 兵庫のコロナ感染者、5週連続で増加 インフルは2週連続減 コロナ感染後に心不全リスク iPSの心臓組織で検証、ウイルスがとどまり機能低下 理研など発表、世界初 感染症事業「社会の理解を」 塩野義製薬の手代木会長兼社長が講演 関西プレスクラブ定例会

 市によると、現在のところ症状は確認されていない。西宮市の公表分で再陽性となるケースは3例目。
 新規感染者37人のうち、70代~90代以上の女性5人は呼吸苦を訴えて中等症。ほかに4人が軽症、6人が無症状で、残る22人は聞き取りが追い付かず「調査中」としている。
 感染経路が追えているのは3人にとどまり、うち2人が感染者の同居人、残る1人は別居の親族という。
 また、川西市は川西公民館に勤務する職員1人が感染したと明らかにした。職員は窓口業務に従事し、4日に陽性と判定された。4月27日から出勤しておらず、職場に濃厚接触者がいないと判断されたため、同館は通常通り業務を行っている。
 一方、伊丹市教育委員会は市立いけじり幼稚園に通う男児1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。軽症という。園内で濃厚接触者はいないが、念のためクラスの園児と職員計20人がPCR検査を行い、7日まで学級閉鎖する。
【図表】目で見る兵庫県内の感染状況

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