夏服に衣替え「ずっと楽しみだった」 松蔭中・高

2021/05/10 11:14

爽やかな白色の夏服で通学する生徒たち=10日午前、神戸市灘区王子町2

 伝統的なデザインで市民らにも知られる松蔭中学・高校(神戸市灘区)の制服が10日、夏服に衣替えした。新型コロナウイルス禍で迎える2度目の夏を前に、生徒たちはマスクと純白の制服を身に着け、新緑の中を登校した。 関連ニュース 【写真】神戸の女子高生“御用達”のかばん 60年超、親子で愛用ファミリアのロングセラー 【写真】人気の「神戸制服コレクション」が学校とコラボ PRグッズに ブラック校則報道に反響続々 下着透けるのが嫌で改善求めたら「透けることを証明せよ」

 同校の制服は1925(大正14)年からほとんどデザインが変わっていない。今年は早めに暑くなるとみて、例年より1週間ほど早く夏服に切り替えたという。初めて袖を通した中学1年の女子生徒(12)は「着るのがずっと楽しみだった。夏服で少し快適になったので、学校までの坂道を頑張って上りたい」と笑顔で話していた。
 神戸地方気象台によると、10日の兵庫県内の最高気温は神戸23度、姫路24度の予報。午後からは気圧の谷などの影響で曇る見込みという。(秋山亮太)

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