JR西で運休の新快速など 12日から通常ダイヤに

2021/05/10 11:53

JR西日本の新快速車両

 JR西日本は10日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う兵庫県などへの緊急事態宣言発令を受けて土日・祝日に運休している姫路-野洲間の新快速など昼間時間帯の一部の便を、12日から通常ダイヤに戻すと発表した。 関連ニュース ダイヤ改正後、利便性低下!? 特急が減便、自由席廃止も…実情を探る 阪急も29日から終電繰り上げ 宣言解除まで 兵庫県、大型商業施設に土日休業要請 緊急事態延長 平日は午後7時までの時短

 JR西は1日から、土日・祝日の午前8時~午後1時台に姫路、野洲を出発する新快速を5本ずつ運休していた。大阪環状線とゆめ咲線でも、全日で減便していた昼間時間帯のダイヤを12日から通常に戻す。
 JR西は当初、姫路-野洲間などの運休を「宣言解除までの間」としていたが、宣言延長に伴い、自治体の要請対象から昼間時間帯の減便が外れたため、「総合的に判断した」としている。
 一方、4月28日以降実施している大阪環状線の平日終電の一部繰り上げは継続する。(大盛周平)
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