クラスター認定の施設に入所していた女性ら２人死亡　兵庫・尼崎

　尼崎市は１０日、市内に住む１０～９０代の男女１１人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。中等症１人、軽症８人、無症状２人。 関連ニュース 職場の食事会で５人感染、クラスターに認定　兵庫・姫路 クラスター認定の施設に入所していた女性ら２人死亡　兵庫・尼崎 クラスター発生施設の男女が死亡　入院希望したができず

　また同市は、新型コロナに感染した６０代男性と８０代女性の２人が９日に亡くなったと明らかにした。同市発表の死者は１１０人になった。女性はクラスター（感染者集団）が確認された施設に入所し、陽性が分かった４月２８日には軽症だった。主治医の往診を受け酸素や薬を投与していたが症状が悪化し、入院を望んだがかなわなかった。男性は市内の病院に入院中だった。
　新規感染者の年齢別人数は１０代３人▽２０代３人▽５０代１人▽６０代２人▽８０代１人▽９０代１人。この１１人とは別に、同市は１０日、以前に西宮市と大阪府が発表した４０代会社員女性と２０代介護関係の女性の２人が尼崎市在住だと明らかにした。
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