高齢者施設でクラスター 職員、利用者8人感染 東播地域
2021/05/10 20:35
国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
県は10日、加古川健康福祉事務所管内(加古川、高砂市、稲美、播磨町)の高齢者施設で、新たにクラスター(感染者集団)が確認されたと発表した。3日以降の公表分に、50代の女性職員1人と、50代~90歳以上の利用者の男女7人が含まれた。
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10日公表分は、このクラスター関連として80代の女性利用者2人のほか、加古川市8人、高砂市1人、播磨町2人、居住市町非公表9人の計20人。中等症1人以外は軽症か無症状で、6人の感染経路が分かっていない。20人の年齢別は10、20、30代が3人ずつ、10歳未満、40、60、70、80代が2人ずつ、50代が1人。県発表による東播2市2町在住者は、累計2009人となった。(若林幹夫)