夫の家事・育児、1日2時間目標 兵庫県が指針策定

2021/05/11 11:35

兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県は、男女共同参画社会づくりに向けた指針「ひょうご男女いきいきプラン2025(第4次兵庫県男女共同参画計画)」(2021~26年度)を策定した。共働き世帯が増えた一方、家事・育児の負担が女性に偏る状況に変わりがないことから、男性の参画を促す重点項目を新設。また、転出超過が拡大している若年女性の定着を目指すことも掲げた。 関連ニュース 災害リスクに性差 気付きの「出発点」は阪神・淡路 男女共同参画局長が伝える狙いとは <+967 災害と女性>(7)弱者生む社会、30年経ても 宝塚市議選、女性議員が過半数 比率に内閣府の担当者も驚き 2代続けて女性市長、ジェンダー取り組み要因か


 内閣府の男女共同参画白書によると、共働き世帯数は19年、働く夫と無職の妻からなる世帯数の倍以上にまで増加。だが、6歳未満の子を持つ夫が家事・育児に費やす時間は1日85分(16年社会生活基本調査)にとどまり、妻(478分)と5倍以上の開きがあった。
 プランでは、家事・育児に必要なスキルの習得や長時間労働の抑制などにつながる取り組みを進め、夫の家事・育児時間を120分まで増やす目標を掲げた。
 また、兵庫県では19年、20代前半女性の転出超過が14年と比べて2・6倍になる2千人に急増。そこでプランでは、女性活躍に取り組む企業の情報発信や地元就職の促進などに力を入れ、転出超過をゼロにするとした。併せて、女性の就業に対する支援策も充実させ、就業している20~64歳女性の割合を71・9%(19年)から75%に伸ばしたい考えだ。(大島光貴)

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