高齢者入所施設で新たなクラスター 新型コロナ、加古川健康福祉事務所管内

2021/05/11 18:17

国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 兵庫県は11日、加古川健康福祉事務所管内(加古川、高砂市、稲美、播磨町)の高齢者入所施設で、新たに新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が確認されたと発表した。10日までに、40~60代の女性職員3人と80、90代の利用者9人の計12人の感染が分かっている。 関連ニュース 新型コロナ5月死者数、早くも4月大幅に上回る 兵庫県 ワクチン予約300人分が取り消しに システム設定にミス 兵庫・姫路市 ワクチン接種予約、抽選制に 加古川市 申し込み殺到で変更

 11日公表の同管内在住者では、加古川市7人、播磨町1人、居住市町非公表3人の計11人の感染が判明。年齢別では、多い順に70代が5人、50代が2人、20~40代が各1人、60代も1人だった。うち70代女性が中等症で、他の10人は軽症か無症状。7人の感染経路が不明という。
 県発表による東播2市2町在住者は累計2020人となった。(千葉翔大)

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