【詳報】兵庫で314人感染 自宅で死亡の70代男性、朝に電話で「起きてから調子が悪くなった」

2021/05/14 21:10

国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 兵庫県は14日、新たに314人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。300人台となるのは4日連続で、直近1週間の1日平均は376・6人となって前日より25・5人減った。また、自宅療養中だった70代男性1人を含め、計8人の死亡を確認した。 関連ニュース 「これは死ぬ」「無理、もう」30代男性が語る死の恐怖 今も後遺症 若者のコロナ重症化リスク訴え 「倒産します、すいません」ぼろ泣きでLINE送り続けたアパレル経営者 嗚呼コロナ 「ワクチン打つよう強制」看護師が断ると、病院は退職届へのサイン迫る 接種巡る労働相談相次ぐ

 県によると、自宅で亡くなった男性は1人暮らしで基礎疾患があり、人工透析を受けていた。7日にせきなどを発症し、9日に陽性と判明した。12日朝、本人から「起きてから調子が悪くなった」と申し出があったが、入院調整などはせず、夕方ごろから連絡がとれなくなり、同日に自宅で死亡が確認されたという。
 他に死亡したのは、県所管=80代女性2人▽尼崎市=80代男性1人▽西宮市=80代女性と70代男性の各1人▽明石市=80代男性2人。
 神戸市では、新たに4カ所でクラスター(感染者集団)が発生した。民間企業では従業員66人、介護老人保健施設で入所者と職員の計24人が感染。市立中学校2校ではそれぞれ、生徒と教員計18人、同8人が感染した。また芦屋健康福祉事務所の高齢者施設2カ所で27人、17人がそれぞれ感染し、クラスターとなった。
 この日、県所管で感染者1人の取り下げがあり、県内の累計は患者が3万6985人に、死者は848人となった。(まとめ・井川朋宏)
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