兵庫県のコロナ入院患者、過去最多809人 神戸の4カ所で新たなクラスター
2021/05/15 20:05
神戸新聞NEXT
兵庫県は15日、新たに299人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染確認が200人台に下がったのは5日ぶり。県内の累計患者数は計3万7284人になった。一方、15日午前0時時点の入院患者数は、前日より19人増えて809人となり、過去最多を更新した。
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また、県所管で2人、尼崎市で3人、西宮市で1人、明石市で1人の計7人の死亡が確認された。尼崎市では、80代の男性2人が入院先が決まらず自宅で死亡。80代女性は死後に感染が確認された。県内の累計死者数は855人になった。
神戸市では高齢者施設3カ所と病院1カ所で新たなクラスター(感染者集団)を確認。すでに公表された尼崎、西宮市と県芦屋、加古川、加東健康福祉事務所管内にある高齢者施設4カ所と医療機関2カ所のクラスターでも、新たな感染者が確認された。(まとめ・高田康夫)
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