クラスターの高齢者施設　新たに１８人の感染確認　加古川健康福祉事務所管内

　兵庫県は１６日、新型コロナウイルスのクラスター（感染者集団）が発生していた加古川健康福祉事務所管内（加古川、高砂市、稲美、播磨町）の高齢者入所施設で、新たに利用者１５人と職員３人の計１８人の感染が分かったと発表した。いずれも軽症か無症状。同施設での感染者は計２２人になった。 関連ニュース １３３人感染の大規模クラスター　１施設で２５人が亡くなった背景　神戸 兵庫県のコロナ入院患者、過去最多８０９人　神戸の４カ所で新たなクラスター 職場にクラスター発生しても休めず　介護従事者の窮状「自己犠牲で成り立っている」

　感染が判明した利用者１５人の年代は、９０歳以上が５人、８０代が６人、７０代が３人、６０代が１人。
　また、クラスターが起きていた同管内の接待を伴う飲食店で、新たに従業員の１０代女性＝小野市＝の感染が分かった。軽症。同店での感染者は計７人になった。
【図表】目で見る兵庫県内の感染状況