兵庫で162人感染、4日ぶり200人切る 死亡は19人
2021/05/21 17:40
神戸新聞NEXT
兵庫県は21日、新たに162人の新型コロナウイルス感染を確認し、感染していた19人の死亡を確認したと発表した。県内の1日当たり新規感染者が200人を切るのは4日ぶりで、金曜日では4月2日以来の100人台となった。直近1週間(15~21日)の新規感染者は1日平均220・7人となり、8日連続で減少した。
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新規感染者は発表自治体別に、神戸市=81人▽姫路市=17人▽尼崎市=9人▽西宮市=13人▽明石市=6人▽県所管=36人。
県所管では新たに丹波篠山市の中学校で、21日までに生徒3人、教員2人の計5人のクラスター(感染者集団)が発生した。
死者は発表自治体別に、神戸市=9人▽姫路市=1人▽西宮市=2人▽県所管=7人。県所管の7人のうち、30代女性は基礎疾患があり、入院中に死亡。50代男性は持病があり、自宅で容体が悪化して死後に陽性が判明した。90代の女性3人はそれぞれ高齢者施設に入所しており、60代男性と70代男性は入院していた。
全入院患者の病床使用率は77・3%、うち重症者病床の使用率は77・4%となった。入院や宿泊療養を調整中の患者は前日比72人減の1059人、自宅療養者は同2人減の955人。
県は20日発表分の感染者1人を取り下げ、県内の累計患者数は3万8528人となった。また、神戸市が集計ミスで20日に公表した死者1人を取り下げ、県内の累計死者数は1073人(うち5月発表分396人)となった。
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