宣言再延長で大型商業施設の時短要請緩和の意向 井戸知事

2021/05/27 20:40

兵庫県の井戸敏三知事

 兵庫県の井戸敏三知事は27日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が再延長された場合、百貨店などの大規模商業施設に要請している営業時間短縮を緩和する意向を示した。平日午後7時までとしている時短要請を同8時までに延ばす考えで、28日に開催する対策本部会議で正式決定する見通し。 関連ニュース 宣言延長「何のための我慢か」 休業しない店に密「休んでも安全遠い」 港町・神戸にぎわいの中心に 4月開業、神戸三宮の阪急ビル ヤマトヤシキの旧姫路店、4月にも取り壊し 閉店から3年

 県は、現在の宣言が延長された12日以降、大型商業施設に土、日曜の休業と平日午後7時までの営業時間短縮を求めてきた。
 井戸知事は27日、県庁で記者団の取材に応じ「午後7時まででは会社員があまり利用できない。土日の休業要請を続けるならば、そういう(緩和する)配慮がいるのではないか」と語った。(金 旻革)
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