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兵庫県中央こども家庭センター=明石市北王子町
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兵庫県中央こども家庭センター=明石市北王子町

 兵庫県明石市で虐待が疑われた乳児が児童相談所で1年3カ月の長期にわたり一時保護された問題で、専門家でつくる兵庫県児童虐待防止委員会(委員長・立木茂雄同志社大教授)は18日、検証結果を公表した。けがの原因が分からない中で一時保護を続けた判断に理解を示しつつ、乳児と保護者を切り離さない支援が不十分だったとして、第三者が関わる仕組みづくりなどの改善策を県に提言した。

 乳児は2018年8月、生後50日で骨折が判明。県中央こども家庭センター(児相)が一時保護し、家庭裁判所に親子分離を申し立てた。19年4月に引き継いだ明石市に対し、家裁は申し立てを却下。同年11月に大阪高裁への即時抗告が退けられるまで一時保護は継続された。

 検証結果によると、家裁は19年3月、児相に乳児の保護者との和解を提案したが、児相側に意図が伝わらないまま明石市に事案が移管。虐待の有無を巡って保護者側と意見が食い違い、信頼関係が築けなかったことも一時保護を長引かせた原因になったとした。

 同委員会は「安全安心な環境で成長できる子どもの権利を守るため、第三者が関与する仕組みが必要」と指摘。第三者の弁護士が子どもと面会し意見を聞き取る仕組みや、虐待の有無が判然としない事案の対応策を設けるよう求めた。(金 旻革)

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