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生活協同組合コープこうべの組合長に就いた岩山利久さん
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生活協同組合コープこうべの組合長に就いた岩山利久さん

 組合員数約172万人。発足から100年を迎えた日本有数の巨大生協を率いる。接待問題からの信頼回復に向けて、創設理念である「愛と協同」への回帰を打ち出す。

 相互扶助組織の生協は、高齢化や孤立化、買い物難民などの社会的課題を解決する使命がある。「先人は、組合員と一緒に食の安全や助け合いを広めていった。すぐに業績に反映しないが、必ず生協の利用や参加につながっていく」

 消費者の啓発や反戦・平和といった生協運動も、店舗や宅配などの収益事業と不可分だ。「理念達成のための両輪」との思いは、同時に就任した馬場一郎理事長(62)と共通する。

 1985年の入所以来、宅配を中心に物流、文化、福祉事業と幅広く携わった。阪神・淡路大震災時は尼崎市内の避難所に救援物資を配って回り、2011年の大阪北生協との合併でも中心的な役割を担った。その知見から「各地域の実情に合った投資が必要。組合員の声を聞くことが最も大事」と語る。

 新型コロナウイルス禍で宅配が伸長する一方、店舗事業は赤字が続く。今後の展望を「単にモノを買うのではなく、人がつながる『場所』の機能を磨けば光るのでは。組合員の力を借り、活用を考えたい」とする。

 モットーは歩くこと。「地域の変化が一目瞭然に分かる。前はあった商店が閉店したとか、自転車が多く止まってると何かやっているとか。健康と、学ぶことの一石二鳥です」

 尼崎市で妻、長女と3人暮らし。同市出身の59歳。(記事・横田良平、写真・坂井萌香)

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