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立会人の青野照市九段(右)に封じ手を渡す豊島将之竜王(左)。右から2人目は藤井聡太王位=29日午後、名古屋市中区、名古屋能楽堂
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立会人の青野照市九段(右)に封じ手を渡す豊島将之竜王(左)。右から2人目は藤井聡太王位=29日午後、名古屋市中区、名古屋能楽堂

 将棋の藤井聡太王位(18)=棋聖=に豊島将之竜王(31)=叡王、兵庫県尼崎市=が挑戦する「お~いお茶杯第62期王位戦」(神戸新聞社主催、伊藤園特別協賛)7番勝負の第1局が29日午前9時、名古屋市の名古屋能楽堂で始まった。振り駒で後手番となった豊島が午後6時、48手目を封じて初日の戦いを終えた。

 注目の初戦は、激しい戦いになりやすい相掛かりの戦型に。豊島は相手の飛車の横利きが止まった場面で長考し、8六歩(32手目)と動いた。

 藤井は再度の3六飛(37手目)から縦歩取りを完遂。互いに端を受けずに攻め合い、さらに藤井が8七歩(47手目)と強気の姿勢を見せたところで、豊島が手を封じた。

 立会人の青野照市九段(68)は「お互いノーブレーキで攻め合っているような戦いになった。今後豊島竜王の角がうまく働くかどうかが、戦況を左右しそうだ」と話している。

 持ち時間各8時間のうち1日目の消費時間は、藤井4時間2分、豊島3時間35分。2日目の30日は午前9時に再開し、同日夜には決着する見通し。対局の模様を神戸新聞NEXTで中継する。

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